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現代版「タクワン貿易」を探ってみよう!


  海外に移住した日本人移民がふるさとの味を求めて「タクワン貿易」を発展させたように、現在日本で生活している外国籍住民の多くも、さまざまな工夫をして 自国の味や文化を日本に取り入れているに違いありません。
そこで今回は、モルフィーちゃんと一緒に現代版「タクワン貿易」(逆バージョン)を 探ってみましょう!

突撃レポート!! 日本で作れる「ブラジル版おふくろの味」

  8月、ブラジル出身の日系2世、山形エレナさんにお願いして、日本でも作れるブラジル版「おふくろの味」を、実際に作っていただきました。
  エレナさんは、日本人のご主人と結婚し、日本に住んで21年になる2児の母。日本に来たばかりのころは、いまのように手軽にブラジル食材を買える店もなく、いろんな工夫をしながら「ブラジルの味」を再現していたといいます。でも、いまでは近所(横浜市鶴見界隈)にも南米系のスーパーがたくさんでき、商品もとても充実しているのだそう。
  作っていただいたのは、ブラジル人にとってのいわば「お味噌汁」的存在であるfeijão(フェジョン:豆のシチュー)と、ブラジル版肉団子?のKibe(キビ)、そして人気のスナックPastel(パステウ)の3品、どれも定番の味です。

まずは買い出しから・・・
  エレナさんが買い出しに向かったのは、京急鶴見駅近くのブラジル食材店「TUCANO(トゥッカーノ)」。ビルの3階にある決して大きくはない店内に、所狭しとカラフルなパッケージのブラジル食材が並べられています。

「TUCANO」
横浜市鶴見区鶴見中央1-25-1-3F 045-504-9137
平日10時-21時 日曜10時-19時 無休

 
TUCANO店内。さっそく冷凍食品コーナーから、フェジョンの付け合わせに使う野菜Couve(コウベ)とパステウ用のパイシートを購入。   フェジョン豆の煮込みから 調理開始です。


  快くブラジル料理の実演を引き受けてくれたエレナさん。ご家庭ではもちろん、ホームパーティなどでもよくブラジル料理を作って振る舞うそうで、日本人の友だちや同僚たちにもとっても好評。日本で育った子どもたちも、エレナさんの作るブラジルの「おふくろの味」が大好きだそうです。
  「ブラジルの食材が気軽に買えるような環境になったことで、私たち日本で生活するブラジル人だけでなく、日本人にとっても、もっとブラジル料理が身近になってくれたら嬉しいです」と話してくれました。

@フェジョン豆の煮込み
  来日したばかりのころは、フェジョンの煮込みに使うフェジョン豆は日本では入手できなかったそう。そのため日本の小豆で代用していたといいますが、「やっぱり本場のフェジョンはフェジョン豆で作らないと!」とエレナさん。
Aマンジョカ&コウベ
  ブラジル料理の付け合わせと言えば、マンジョカ(タロイモ)のフライとコウベ(青物野菜)の炒め物。どちらも欠かせません。
Bパステウ
  「パステウの皮が手に入らなかった頃は、よく餃子の皮で代用していたのよ」とエレナさん。今回は本場のパステウと、日本で作れる餃子の皮バージョンの両方を作ってくれました。



Cキビ
  移民の国ブラジルだけあって、もともと「キビ」はアラブ移民がブラジルに持ち込んだ料理が定着したのだそう。

 

作ってみよう! フェジョン豆の 煮込み (4〜5人分)

【用意するもの】
●フェジョン豆(日本では、うずら豆で代用可) 300g
●ニンニク 1カケ
●ベーコン(ブロック)100〜150g
●玉ねぎ 1個
●オリーブオイル 大さじ1〜2
●塩・コショウ 適宜
●ローリエ(あれば) 1〜2枚
1. 豆は1〜2時間以上水に浸しておく。
2. ニンニク、玉ねぎはみじん切り、ベーコン(ブロック)は、1.5〜2cm程度の角切りにする。
3. 鍋に豆とローリエ(あれば)と水を入れ灰汁を取りながらやわらかくなるまで煮る。(水が少なくなったら足す)
4.

フライパンに油を熱し、ニンニク、タマネギを炒め、香りが出てきたら、ベーコンを加え、油が出てくるまでよく炒める。
5. 3の煮えた豆に、4を加え、煮込む。
6.  塩・コショウを加えて味を調え、多少のトロミがつく程度までさらに煮込む。
   
フェジョン豆と違う種類の黒豆を使い、豚や牛の干し肉、リングイッサ(ブラジルのソーセージ)や豚の耳、豚足や皮などを一緒に煮込んだものが、「フェイジョアーダ」。現在、ブラジルを代表する料理となっていますが、もとは、アフリカから連れてこられた奴隷たちが、農場主らが食べない部位(内臓や耳、鼻、足、しっぽなど)と豆などの安い食材を、出来るだけ美味しく食べるために考え出されたと言われています。
JICA横浜3階の「ポートテラスカフェ」でも食べることができるので、資料館見学の際にはぜひお試しを。
 
 

 

在日日系人の みなさんに聞きました!

日本に長く暮らしている日系人のみなさんに、質問してみました。
「一番恋しい故郷の味は?」
「どこで(どうやって)それを手に入れている?」・・・etc.
どんな答えが返ってきたのでしょう―――?





休みの日に仲間たちとシュラスコ(ブラジル流バーベキュー)を楽しむ日系研修員たち





「ふるさとの味といえば、フェイジョアーダ(黒豆と肉の煮込み)! 黒豆は近所(富士市内)にある南米人向けの雑貨屋で買いますが、その他材料は日本のスーパーにあるもので作れます。フェイジョアーダに入れる干し肉と、スモークチョリソが日本でももっと手頃な値段で買えたらいいんだけど・・・」(ブラジル出身・在日約20年・男性)



「ペルー料理の定番、セビチェ。魚介類のマリネです。新鮮な魚介類とタマネギ、レモン、唐辛子など日本のスーパーで買えるもので作れます」(ペルー出身・在日9年半・女性)




「僕が恋しいのは、なんと言っても炭で焼いた牛スペアリブのかたまり(Churrasco de Costela)。ブラジル食品のネット通販で購入して、よく仲間とバーベキューをします。それができないときは、すき焼きを食べて気分をまぎらわします(笑)」(ブラジル出身・在日15年・男性)

 

「一昔前までは、小さなトラックに食材や雑誌、CDなどをぎっしりと積んで地方都市を売り歩く「移動販売」が、日本で生活する南米系の人々にとって欠かせない存在だったけど、最近ではインターネットを通じてどこででも簡単に購入できる通販サイトも充実しているんですって!」

 

 
ブラジルショップ http://www.azushop.jp/SHOP/238948/list.html   コンベニオ・キョウダイ http://kyodai.co.jp/productos.fwx

 

 

 

 

 
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