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独立行政法人 国際協力機構 JICA横浜


 

 

公開講座「日本人と海外移住」
   

第6回「中南米への移民」石川友紀(琉球大学名誉教授)

 

 
   

第6回概要
テーマが大きすぎるので、基礎研究として歴史地理学的研究法を使用し、明治以降昭和戦前期までの日本の出移民現象に視点を置く。講座の内容は中南米(ラテンアメリカ)への日本人移民について、世界のなかでの位置づけを分布を通してみる。戦前の中南米への日本人移民数では、ブラジルが大多数を占めていたが、ペルー、メキシコ、アルゼンチンが続き、全部で13か国にも及んでいた事実がある。今回は中米を代表してメキシコ、南米を代表してペルーの日本人移民の事例を提示し、一世を中心とした移民の実態に迫りたい。日本及び日本人移民の基盤研究として、未開拓な分野である中南米への日本人移民の出移民側と現地受入側との双方の若手研究者の輩出の一助になればと考えている。

第6回のレジメ(PDF形式)はこちらからダウンロードできます。



石川先生講義内容

まず、石川先生ご自身のご紹介から始まった。50年ほど前より移民研究を開始されたこと、ご出身が多くの移民を送出している沖縄であり、学生時代を過ごした広島も同様に多くの移民を送出していたため、出移民研究に最適のフィールドにいらっしゃったという背景や、人文地理学の分野にてご研究を進め沖縄での移民史作成等に現在も携わっているとのことであった。

今回の講義では、ブラジル以外の地域、つまりメキシコからパナマにかけての中南米、南米大陸および島嶼部を含む地域への日本人移民に焦点があてられた。

中南米への日本人移民の概要が最初に説明された。戦前の日本人移民の世界的分布および男女構成について、統計資料と地図を用いて解説があり、中南米への日本人移民の特徴およびブラジルとの違いなどについて言及があった。

各国の概要についても解説された。外務省外交史料館での最新の調査結果に言及しながら、メキシコへの移民の概要が説明され、続いてペルーへの日本人移民について、図表を用いながら分かりやすく説明があった。日系ペルー人政治家のエピソードのほか、ペルー各県の地理的特徴の説明とともに日本人移民分布が紹介された。

出移民から入移民の時代への変化についても言及され、今後の移民研究の展望についても述べられた。

質疑応答では、満洲への植民数との関係や、東北地方からの海外への移民送出数の少なさ等について質問および回答があった。そのほか、講義で使用された史料について、他の地域への移民と中南米への移民の関係についてなど、多くの質問があり、盛況のまま終了まで続いた。


 








 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 























 

 
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