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独立行政法人 国際協力機構 JICA横浜


 

 

公開講座「日本人と海外移住」
   

第5回「ブラジルへの移民―3時代を生きた日本移民」三田千代子(元上智大学教授)

 
   

第5回概要
短期蓄財帰国を目指してブラジルに渡った日本移民は、結果的には祖国の太平洋戦争の敗戦を機にブラジルに永住することを決心した。戦後間もなくブラジル向け移住が再開されており、今日では南北アメリカ大陸の日系人の半数以上をブラジルの日系人が占め、海外最多の日系人を数えるにいたっている。80年代末以降にブームとまでいわれるようになるデカセギ就労者の来日は、こうした日系人がブラジルに存在したからこそである。
第5回講座ではブラジル移民を事例として、海外移民がホームランドとホスト社会さらにはそれぞれの時代の国際情勢の影響を受けながらホスト社会に定住していく過程を示してみたい。こうした捉え方はエスノスケープの一事例であると同時に、ブラジル移民の特異性も提示することになろうと期待している。

第5回のレジメ(PDF形式)はこちらからダウンロードできます。


第五回公開講座 当日の様子

まず、北米やラテンアメリカと比較しながら、ブラジルの日本移民の規模について説明があった。

つぎに、1894年以降のブラジルをオリガーキー時代、ナショナリズムの時代、多文化主義の時代と3つの時代に分け、それぞれの時代の日本移民にかかわる出来事や特徴について解説が続いた。

ブラジルへの移民の始まりについての説明では、ヨーロッパ移民による国づくりが目指されたこと、一方、コーヒー不況によりヨーロッパ諸国からの移民が停止・禁止されたことが触れられ、日本移民のはじまる前のブラジルのようすについて話があった。

続いて、日本移民が最初にブラジルに渡った頃のブラジルと日本双方の様子や、第1回ブラジル移民送り出しに至るまでどのような経緯があったのか説明があった。

20世紀前半に台頭したブラジルのナショナリズムについて、また同時の日本移民をめぐるアメリカ大陸の情勢について解説が続けられた。

国策として移民が送出された1915年から1941年までの日本移民のおもな歴史に加え、ブラジルの移民政策とその変遷が説明され、ブラジルの移民政策が日本移民にどのような影響を与えたのかについて言及された。

太平洋戦争の開始により日本と国交断絶となったブラジルで、日本移民はどのような状況に遭遇することになったのか、また敗戦の報をめぐる日本人同士の対立、日本帰国の断念やブラジルの同化政策下での2世の成長などが説明された。

1950年代以降は、日系社会の統合と二世の社会上昇について、さらに戦後の移民再会について解説があった。専門性の高い分野での就職や連邦議員や大臣の誕生などが言及された。戦後移民については、戦前と異なる特徴や具体的な人数、日本政府の移住事業への関わりについて説明があった。

ブラジルの多文化主義における日本移民の存在について、さらに日本移民の特徴についてまとめられ、最後に質疑・応答があり、講義は終了した。

 








 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 























 

 
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